TRANS BOOKS
トランスブックス

2017年11月4日(土)、5日(日) 11:00 - 18:30
at TAM コワーキング 神保町

過去と未来のまんなかで
変わり続ける
いまの「本」を考える
2日限りのブックストア

2017年11月4日、5日の2日間、神保町・小川町のスペース「TAM コワーキング 神保町」に TRANS BOOKS というポップアップブックストアが開店します!

trans=「越えて」「横切って」という名を持つこのイベント、「TRANS BOOKS」は、メディアの横断をテーマにしたブックフェアです。大きな特徴としてメディアを問わず本という形式を取っているならば、どんなメディアの書籍でも販売できるブックフェアを目指しています。電子も非電子もそれ以外も、独創的な遊び心や探究心がある本をセレクト・制作し、販売します。

2017年に本とは、私たちにとってどんな存在なのでしょうか。

本のかたちと内容は常に響きあいながら時代にあわせて変化しています。少し前までは電子書籍が推奨される風潮があり、全ての紙メディアが電子書籍に取って変われるような空気感がありました。しかし紙の書籍を選び読む人も常々おり、意図的に紙のみで出版される本も多数あります。

また、それとは別に本という言葉が持つ意味の幅がますます広くなり、例えば青空文庫のように文庫という名前ながらブラウザで本を読む電子図書館や、BCCKSなどのサービスのように、コンテンツがメディアを行き来している状況も興味深く感じます。

読み手としての私たちも、内容によって紙の本を選んだり、電子書籍を選んだりとコンテンツに合わせてメディアを選択することが日常となりました。

「本」が様々なメディアを横断しているのが「いま」なのかもしれません。本の形式はデジタル端末の浸透にともなってさらに変化しようとしており、それとともに本に掲載できるコンテンツも多様性を帯びてきています。

そんな本というメディアから様々な形に展開された書籍を集めてみたく、この度ブックフェアを企画する運びとなりました。「TRANS BOOKS」が変わり続けるいまの「本」を考えるブックフェアになれば幸いです。

TRANS BOOKS では会場で展示・販売している本の概要などを記載したハンドアウトのpdfを公開しています。

PDF はこちら

Participating Artists

Access

Event

11月4日 (土) 19:00 より、タイポグラフィ研究者 古賀稔章さんとグラフィックデザイナー 永原康史さんによるトークイベントが開催!

17世紀の本造りから、現在そして未来の書物について考える「未来の書物の歴史 New Series」、 トーク終了後に参加者のみなさまには、「トークをテキスト化した PDF がいつか届く」という特典つき。どなたでもご来場いただけます!

詳細はこちら